そこで今回は、聖火に関する豆知識をご紹介致します。
■古代ギリシア人にとって、火は、ギリシア神話に登場するプロメテウスが神ゼウスの元から盗んで人間界に伝えられたものと考えられており、神聖なものでした。
そして、古代オリンピックの開催期間中はゼウスとゼウスの妻ヘラの神殿に火がともされ、ゼウスを称えておりました。
■それでは、1896年のアテネ開催でスタートした近代オリンピックにおいても、聖火はともされていたのでしょうか?
答えは否です。
近代オリンピックに初めて聖火が登場したのは、1928年のアムステルダム大会になります。
オランダの建築家ジャン・ウィルスが、オリンピックスタジアムの設計に塔を取り入れ、火が燃え続けるというアイデアを盛り込んだのが最初です。
この聖火というアイディアは大変な注目を浴び、オリンピックの象徴として定着することになるのです。
ちなみに近年では、聖火は、オリンピックの開会式が行われる数ヶ月前に、オリンピアにて凹面鏡を持った11人の巫女が太陽光線を聖火トーチに集めることにより採火されております。
■それでは、聖火リレーはいつから始まったのでしょうか?
答えは、1936年のベルリンオリンピックです。この時は、3,000人以上のランナーが聖火をオリンピア(古代オリンピックが行われていたギリシアの都市)からベルリンまで運びましたが、これもヨーロッパの行く先々で大変な歓迎を受け大成功、以降のオリンピックに受け継がれることになるのです。
■なお、聖火はランナーによる聖火リレー以外にも様々な方法で運ばれています。
1976年には、聖火は電子パルスに変換された上でアテネから衛星を経由してカナダに送られ、レーザー光線で再点火が行われました。
また、カヌーやラクダ・馬などで運ばれたこともありますし、2000年のシドニーオリンピックではグレートバリアリーフの海中をダイバーによって運ばれました。
2004年には、78日間にわたる初の世界規模の聖火リレーが行われ、この間、約11,300人の手で78,000kmもの距離を移動し、アフリカ大陸や南米大陸にも初めて聖火が上陸しました。
■今回の北京オリンピックは8月8日夜に開幕式が催されます。
今から聖火台点灯セレモニーを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
全て、政治が関係しているとの結果だと思います。
開催地誘致にも、巨額なお金が動いているとの話もあります。
いずれにせよ、北京オリンピックが無事開催され、そしてなんと言っても【頑張れ日本!】だと思います





